こんにちは。気がつけば、昨日5月10日は学習支援[かがやき]の誕生日でした!
最初の活動を2015年5月10日に行ったので、6歳の誕生日です。こちらが一番最初の活動報告です。このときは1人の子ども(中3生)、1人のスタッフ(チューター)からスタートしました。
兵庫子ども支援団体の学習支援では、「総合的な生きる力」を育むことを目指しています。総合的な生きる力とは、「なんだ?」と思われる方も多いと思いますが、簡単にいうと「子どもたちが変化の激しいこれからの社会を生き抜くための力」のことです。
学校でも、これまでの知識詰め込み型の授業から考える(思考力重視の)授業が主になってきました。いわゆる主体的・対話的で深い学びと言われるものです。10年ほど前は、iPhoneなど「スマートフォン端末」はあまり有名ではなく、「ガラケー」を多くの人はもっていたと思います。しかし、この10年間で一気に立場は逆転し、多くの人がスマートフォンやタブレットを持ち、必要な時に何かを調べることができる、人と繋がれる環境が整備されました。
このように、10年もあれば社会は大きく変化します。「今を生きる子どもたちが、大人になったとき」どんな社会になっているか、想像がつかない部分もあります。そのため、どんな社会になっても対応できるように、学習支援事業ではテキストベースの学習に加えて、思考力や表現力等を育むグループワーク、知的好奇心を育んだり、将来への見通しを持たせたりするための施設見学・宿泊活動を含む社会教育活動などを実施しています。
これからも学習支援では、地域の子どもたちなどへの支援提供を実施することで、「総合的な生きる力」を育んでいきたいと思います。
兵庫子ども支援団体の活動は、主に皆さまのご寄付によって運営を行なっております。これからも地域の子どもたちへ支援を提供するために毎月1,000円〜のご寄付にご協力いただけたら幸いです。
https://campaign.hpcso.com/
【参考】数値で見る学習支援
2020年度は延べ350人ほどの子どもたちに学習の支援を提供できるそうです。より多くの子どもたちに支援を提供できるように、2021年4月からは土曜日にも学習支援を実施しています。
学習支援に参加している子どもたちの進学先です。現在のところ、参加している全員が高校への進学を進めています。
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