こんにちは。
今日は個人的な思い?悩み?を書きたいと思います。
私たちのような団体や法人では各々自分たちのミッション・目的を達成するために様々な活動に取り組んでいることだと思います。
例えば、私たちの団体だと「子どもが笑って過ごせる地域の形成」というものを組織としてミッションに掲げ、児童虐待防止支援や学習支援、食育ひろばなどの活動を展開しています。
“子どもが笑って過ごせる”ためにはどうしたら良いのか。
このままだと分かりにくいので、団体ではミッション達成のために「総合的な生きる力」(=社会を生き抜く力)を育むという目標・使命を掲げています。
学力をしっかりと身につけることで貧困の連鎖を断ち切ることができるかもしれません。しかし、それだけで良いのだろうか?と個人的に思いました。学力があっても、コミュニケーションがしっかりできなかったら。自己を表現するのが苦手だったら。表現できなくて、コミュニケーションが取れなくて損をしてしまったら、”笑顔”で過ごせないかもしれません。
だから、ミッションを達成するために各活動を通して「総合的な生きる力」を育めるような活動をやろう!そう考えています。
さて、ここからが本題です。
活動を行ったからには何かしらの成果が求められると思います。成果なしにダラダラとやるのは時間の無駄なのでは…(もしかしたら、続けたら成果が出てくるのかもしれないけど。)
ミッションや目的を達成するために活動に取り組んできたとして、それらの活動が参加者(受益者)に対してどのような(正の)影響を与えることができたのかが成果だと考えています。
例えば「100回学習支援を行いました。」というのは成果にはあまり値しないだろうなと。
行った結果どうなったのか?
この部分が団体の活動を支援していただいている方も気になるのではないでしょうか。
しかし、この成果を目に見える形にするのが難しいなと最近思い始めて。ミッションや目的を踏まえて活動を行ったとしても成果が目に見えにくかったら、このままのスタイルで活動を継続して良いのかとかも分からないですね。(活動の修正もやりにくい)
例えば「学力がつきました、上がりました」というのはテストの成績や高校入試の結果などを見るとある程度はわかるかもしれません。その一方で、「総合的な生きる力を育みました」、「コミュニケーション能力がつきました、高まりました」というのを判断するのは難しいなと。
個々人にアンケートを毎年2回程度行っているのですが、やっぱり難しい。これは単にアンケート項目の問題なのかもしれませんが。
この問題について考え始めてもう一度今までの団体の活動報告(普段の活動報告ではなくて、年次報告ね。)などを見ていると、成果に関する記述が少ないなと。「○○回実施」や「延べ○○人が参加」などは書いていますが、それらを成果と言って良いのかと思って…
正直な話をすると、団体では皆さんのお力を借りなければ運営するのが難しい状況が続いています。そのため、団体や活動をサポーターやボランティア(チューター)として支援してくださっている人には本当に感謝しています。
自分たちも事業収益などを増やしたり頑張らないといけませんが、それに加えてこれからも継続して支えていただくには「成果」も大切なポイントになるのではないのかなと考えています。団体の理念や活動に対して共感し、支えていただいていると思うので出来る限り成果を目に見える形で答えたいというのが思いとして個人的にあります。
じゃあどうしたら良いのだろうかという先ほどの悩みに繋がっていくという…。
うーん。もう少し悩んでみます。笑
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