NPO法人を設立するまで(兵庫県)

こんにちは。

さて、今日はNPO法人を設立するまでの流れを書いておきたいと思います。

いつか誰かが設立するさいに参考にしてもらいたいと思いながら…

1.正会員を集める

NPO法人の設立には社員(当法人では「正会員」と言っています)を10人集めます。

2.書類を作る

正会員を集めるのと並行して、申請書や定款、設立趣旨書などを作成します。作成すべき書類は県のホームページにも掲載されていますので、そちらをご覧ください。

また、書類がある程度完成したら地域のNPO法人設立支援を行なっている中間団体に書類を見せにいきましょう。県に申請するさい、ほぼ必ず見せに行ったか聞かれるでしょう。

【URL】http://www.hyogo-intercampus.ne.jp/v-hyogo/download/

3.設立総会を行う

申請書や各種書類の準備ができたら設立総会を行います。議事録のコピーも申請には必要になりますので、しっかりと取るようにしましょう。

4.申請を行う

設立総会が無事に終了したら、いよいよ所轄庁に申請に行きます。兵庫県の場合は、神戸市又は兵庫県が所轄庁になります。主たる事務所の設置場所等によって提出先が変わりますので、確認を行ってください。

書類に不備がある場合は後日、連絡があり修正の指示があります。

なお、先ほどのWebページに設立の手引きなどが載っていますのでそれを参考にしてください。

5.縦覧

兵庫県に申請を行い無事に受理されたら縦覧期間となります。兵庫県の場合は地方創生特区に指定されているため通常2ヶ月の縦覧期間が2週間に短縮されています。ここで、補正書類を出す必要がある場合は出してください。

6.認証

縦覧が終わったら認証となります。なお、この法人を作ったさいは、年末年始を挟んだのもありますが、縦覧期間終了後から3週間後に認証が下りました。

この間に登記時に必要となる印鑑を作っておきましょう。(代表者印、銀行印、認印(角印)が一般的?)

7.登記

これで無事に認証はおりましたが、登記申請が残っています。

認証後、2週間以内に登記申請を行わなければなりません。僕は書類を一から作るのが難しかったので、オンライン申請を利用しました。

オンライン申請ではソフトウェアを利用することで簡単に申請書類が作れました。

【リンク】https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/download.html(申請用総合ソフトウェアをインストールしてください)

オンラインで提出後、申請書も印刷できますので印刷し、それと書類(定款・認証書・財産目録・就任承諾書(理事・代表))を持って神戸地方法務局に行きます。なお、定款に主たる事務所の所在地が市区町村の区分までしか書いていない場合は設立総会の議事録も必要になります。

あと、割印や印鑑の押す場所については法務局で担当者の人に聞きながらやりました!

<注意>

原本の還付を受ける場合は必ずコピーしたものに原本証明を書きましょう。これを書いていれば還付を受けれます。

原本証明・・・「これは原本と相違ないことを証明します。 (法人名) (役職) (名前) 印鑑(法人代表者印)」

そんなことが終わって1週間も立たないうちに登記申請が完了しました。

ちなみに…設立年月日は登記申請が完了した日ではなく、登記申請をした日になるので2週間のうちで好きな日を設立日にできますね!

 

今日は少し将来の人のために書き残しておきました。

法改正によって変わることもありますので、必ず自分で調べるなり、中間支援組織に聞くなりしてください。

 

 

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