学習支援へのひとつの願いと関心をもち考えること

久しぶりにブログを書きます。
(※書くことに慣れていないので変な部分があるかもしれません。それはあらかじめご了承ください(^_^;))

団体の主催事業である学習支援[かがやき]は、
高校生や大学生、社会人の方と幅広い年代の人に協力していただいています。

学習塾などでは大学生が講師として指導を行っていることが多いですが、
[かがやき]では大学生に学習サポートをしてもらうこともあれば、
20代の社会人、30代の社会人にサポートしてもらうこともあります。

これは[かがやき]が単に学習をサポートするだけの活動ではないからです。
私たちは活動を通して、様々な人との交流を通して、
子どもたちに将来について考える「きっかけ」を掴んで欲しいと思っています。

小学生や中学生の多くの子どもたちが出会う人は限られています。
保護者の方や学校の先生、親戚の人、近所の人など…。
この中で将来を考えるのではなく、色んな人と出会って、話して、
「色々な道があるんだ」ということを知って欲しいですね。

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また、学習サポートを手伝っていただいているチューターの中には将来教員を目指している人が多くいます。
私たちは活動を通じて子どもを取り巻く諸問題について関心を持って欲しいと思っています。

実際、私も教育大学に在籍し教育について学んでいる途中ですが、
学校や行政による支援がもっとできないのか、とよく思います。
例えば、中学3年生を対象とした数学や英語の放課後学習会を行っているところがありますが、
中学1年生や2年生に対する支援が不十分だと感じることが多々あります。

私たちの活動にきている子どもたちの多くは、中学1年生の最初や途中から苦手意識を持ち始めています。
中学1年生から苦手意識を持っていてそのまま放置していたら、
中学3年生になるまでのおよそ2年間ずっとその教科の授業で何を言っているのかわかっていないのです。
何を言っているかわからないからテストも出来ない、周りの人から色々言われ、余計に苦手(嫌い)になるという負のスパイラルに陥っていることが多いです。

もっと早い段階、中学1年生の少しつまずいたところで適切なサポートができていれば、
ここまで苦手意識を子どもたちが持つことは無かったのではないかとよく思います。
だから、将来教員になるかもしれない大学生チューターにこういったことやそれ以外の諸問題に関心を持っていただき、
学校の中から少しずつ声をあげて変えていって欲しいと思っています。

 

最後に、
「活動を通して問題に興味を持ち、自分で考え、学んで欲しい。」
これは初めてチューターとして参加される方に行なっている説明でよく言っている言葉です。
先ほど上であげた例は私個人が考えて現時点で思ったことです。
活動に携わっているみなさん一人ひとりがよく考え、学んで欲しい。これに尽きます。

 

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