こんにちは。2020年度上半期の活動報告を書きたいと思います。
まずは、ミッションとビジョンです。団体では2014年頃より「子どもが笑って過ごせる地域の形成」というミッションを掲げて活動に取り組んでいます。また、2020年度からは「子どもたちが夢を諦めることのない社会」も掲げています。子どもたちが生まれた場所や環境などによって夢を諦めてしまうことが無いように、様々な支援を提供していきます。
ハイライト
2020年度の上半期の総括です。事業部としては、イベントチームが初めてのイベントを主催しました。今年は新型コロナウイルス感染症に関係で思うようにイベントを行うことができていませんが、少しずつ新しいものに挑戦しています。また、2020年7月より正式サービスインしたLINE相談事業「Step Link」の友だち登録者数は第2四半期(10-12月)より増加スピードが早くなっています。
管理部については、広報の面で関わってくれるボランティアスタッフが増えました。また、助成金や大口寄付(単発)が増えたことにより経常収益も増収となっています。それをもとに、新型コロナ感染症対策の物品を購入したり、イベントチームを含めた新たな活動の提供を行ったりすることができました。また、マンスリーサポートシステムの一元化を行ったため、一時的に継続支援者数が減少しましたが、現時点では元の水準に戻っています。
事業部
学習支援事業では、「切れ目のない支援」を実現するために小・中学生への学習支援[かがやき]に加えて、2020年8月より高校生向けの学習支援[ハイスペース]を実施し始めました。2020年12月末時点で、小・中学生は10名、高校生は1名の参加となっております。
また、2020年12月より[かがやき][ハイスペース]ともに次年度の申し込み受付を開始し、2021年4月からは日曜日加えて土曜日も学習支援[かがやき]を実施し、より多くの地域の子どもたちに支援を提供できる体制を整えていきたいと考えています。
子どもの健全育成事業では、イベントチームによる初の主催イベントを実施しました。当日は10数名という人数でしたが、これから定期的に県下で様々なイベントを開催していき参加者を増やしていきたいと思います。
また、2020年7月より正式に事業として始めた「Step Link」では、友達登録者数が2020年12月末時点で、100名を突破しました。ちなみに、これを書いている時点では250名を突破し、増加スピードは速くなっています。登録者(相談者)の半数は高校生が占めており、学習や生活、友達関係の相談が多くなっています。その他にも、妊娠やSNSトラブル、いじめの相談など内容は多岐に渡っています。多くの相談者に対応するために応対スタッフの採用・研修などにも下半期は取り組んでまいります。
管理部
次に財務面についてですが、新型コロナの影響で実施できない事業などもあり、事業収益は当初の予想より下回って第2四半期を終えました。一方で、多くの方々から寄附支援をいただくことができ、寄附金収益は予想を大幅に上回っています。また、事業費・管理費ともに活動の幅を広げたために増加する結果になりました。
団体では2020年7月に中期経営計画(3ヵ年計画)を策定しました。その中で、団体の活動による成果指標として、「継続支援者数の増加(目標値:75名)」と「関わった子ども数の増加(目標値:延べ1,000名)」を掲げています。私たちの活動を認知してもらい、支援したいと思えるような団体になり、実際に支援していただけたら、それをもとにさらに子どもたちへ支援を提供することで還元していきたいと考えています。
そのため、1年目に継続支援者50名、子どもの数420名、2年目に継続支援者60名、子どもの数650名、3年目に継続支援者75名、子どもの数1,000名という目標を立てています。目標の達成はなかなか難しいところがありますが、今私たちができること・子どもたちに必要なことを考えて支援の提供を行っていきたいと思います。
上半期の活動報告の動画(ライブ配信)もあります。こちらからご覧いただけます。
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