【活動報告】自然体験活動 2023.3.11~12

2日目はクラフトです。自然のものを使いながら、自分で何か作ってみました。貝殻や草花などを見つける中で、家島の自然も改めて堪能しました。(花粉症の子にとっては、鼻がムズムズしていたそうですが…)

小学生・中学生ともに想像力豊かに一つの作品を仕上げました。

本当に天気に恵まれ、楽しいひと時を過ごすことができました。この活動に参加したお子さんは、ほとんど同じ学校の子がいませんでした。しかし、すぐに話をして、仲を深め、友達を作って、帰ることができたと思います。参加した子からもこんな感想をもらいました。

とても楽しかったです。都会では出来ないことが出来たし学校の友達もいたので安心しました。新しい友達もできたのでいい経験だったと思います。

普段、家庭でキャンプなどの体験活動に行けない子だけでなく、学校に行きにくくなっている子なども参加していました。そういった子たちが「学校外での関わり」や「つながり」を作ることができたのは、大きな成果だと思います。また、保護者の方からの様々なメッセージを頂いています。

なかなかお出かけに連れていけないので、有り難く思ってます。また、家族では出来ない貴重な体験ができ、子供の成長に良い影響を与えて下さり感謝します。

このような機会を与えていただき、ありがとうございました。久しぶりにはつらつとした姿、声が聞けました。

普段、春休みや夏休みに学校から持ち帰る宿泊体験のチラシを見て、行きたいといっていましたが、いつも我慢させてたので、今回参加できてよかったです。非常に良い体験ができました。ありがとうございました。

こういった1泊2日の自然体験活動は、最低でも1.5万円くらいすると思います。子ども1人を参加させるだけでも、家庭にとっては負担で、そう考えると子どもに我慢をさせることになります。ある機関の調査によると、子どもの頃の自然体験の有無・量によって、自己肯定感の度合いに差が生じることがわかっています。

いわゆる「体験格差」が生じている昨今、少しでも多くの子どもたちに体験できる機会を提供していくことも、これからの私たちの目標であると思っています。

今回の活動は、普段より兵庫子ども支援団体の活動をご支援頂いている皆さまや企業さまからのご寄付によって、実施することができました。心より御礼申し上げます。

月1,000円の継続的な寄付で、1人の子を自然体験活動に招待することができます。今から、来年の自然体験活動に向けて、子どもたちのサポーターになりませんか?